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ケモノガリ 8

2014年 06月20日 22:56 (金)


ケモノガリ 8 (ガガガ文庫)ケモノガリ 8 (ガガガ文庫)
(2014/06/18)
東出 祐一郎

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なんというか、表紙からして最高だな。
ああ、終わってしまったよ。
大好きな作品は数あれど、これほどの素晴らしい読後感を与えてくれたもがいくつあっただろうか。

以下盛大にネタバレ注意
あと、気持ち悪いくらい絶賛の嵐だと思うので、そのへんも注意かな?








終わってしまった寂しさも大きいけれども、この完結はこのタイミングをおいて他にないでしょう。
なんだよ、この自分の望みにフィットする感覚。
どれだけ、ラスト数ページの楼樹とあやなに感動したか。
これだけ人死にの激しいお話で、こんな終わりがくるなんて、信じてたけど半信半疑だった自分もいたんだよね。
ちゃんと告白しあって終わり。
そんなふうに終われるなんて。
そして、それが決してチープに感じることもなく。
やっとここに辿り着いてくれました。

楼樹が何を捨てても、自分の名前を捨ててまでも、最後まで残っていたのはあやなのこと。
楼樹は望んでいなくても、楼樹の元に辿り着く為に、自らの手を染めることを全く躊躇しなかったあやな。
いや、あやなは正直びっくりした。
想像以上だった。
一途が過ぎて狂気なんだろうけど、すんごい揺さぶってくれた素晴らしい。
何か重大なものが欠落している二人、なんだろうけど、これから何てことない日常に浸かれば、きっと平凡な幸せを勝ち取ってくれるんだろうな。
もしかすると、罪の意識とか大変だろうけど、この二人なら大丈夫でしょう。

で、これまたびっくりしたシャーリー。
おい。
ぶっちゃけてこれは父親は楼樹ということでよろしいか。
いやいやいや、どうやったwww
おまえ、楼樹とあやなのハッピーエンドなのに、俺の中に衝撃を残し過ぎだろw
とまあ、こんなシャーリーはじめ、脇を固めるサブヒロインも魅力的だったし、敵役のラスボスアストライアも最後の最後に、その名前の真実とか凄いものを残してくれました。
それにしても、アストライアとのバトル後のあれこれが、ここまで書かれるとか、ほんと嬉しい誤算でした。

あとがきから抜粋。

『ケモノガリ』は本当に、私が考えて私が望んだ通りの結末を迎えた作品でもありました。

自分が良かったと思った作品を作り出した人自らがこう思ってくれていうことは、何よりもうれしいこと。
作者自らがこうあとがきにこう書けるくらいのものを最後まで書ききったって、凄い幸せな作品なんじゃないですかね、これ。
ほら、だって、デビュー作と二作目が随分毛色が違う作品、何か流行を意識したような作品を書く人結構いるじゃん…。
自分の書きたいものと、売れるものとの狭間で悩みながら書いてるひと結構いるんじゃないかなあとか余計な邪推を…、うん今関係ない。

もっと書きたいんだけど、暴走しそうだから、というか暴走して慌てて削ってるくらいなので、このくらいにしておこう。

いつか通してもう一度読むんだ。

それでは。
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テーマ : ライトノベル
ジャンル : 小説・文学

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